はじめに
windowsで開発するならコマンドプロンプトはちょいちょいでてきますが
linuxみたいに頻度が多くないのですぐ忘れちゃいます。
簡単な例でプロンプトにエイリアスを登録する流れをメモっておきます。
概要的な
エイリアスにする例
この前いれたgrunt対象フォルダに移動して'upgrunt'と打ってgruntを立ち上げる
この前入れた環境はこちら
→ローカルのjsonファイルをgruntでwebサーバ立てて取得できるようにしてみるテスト
エリアスなしで打った場合
C:\Users\hoge>cd Desktop\testApp C:\Users\hoge>grunt
プロンプトにエイリアス登録してみる
主に下記の流れでやります
1.プロンプト開く
2.エイリアスを登録する
3.登録したエイリアスを確認する
4.エイリアスをファイルに書き出す
5.書き出しておいたエイリアスファイルを次回のプロンプト起動時に読み込むように設定する
1.プロンプト開く
特に書くこともないんですが一応。。。。
スタート(winボタン)で表示される一番したのテキストボックス(プログラムのファイルと検索)に
cmd
と打ってプロンプトを開く
2.エイリアスを登録する
ここでいきなしエイリアスを登録します
今回は「upgrunt」と打ったらgruntが立ち上げるようにします。
C:\Users\hoge>doskey upgrunt=cd %USERPROFILE%\Desktop\testApp $t grunt
説明
- エイリアス登録の基本文
doskey エイリアス名=登録したいコマンド
- %USERPROFILE%
プロンプトで'set'と打つと変数(環境変数)が表示されます。%USERPROFILE%にC:\Users\hogeまでのPATHが入ってたのでそれを使いました。
C:\Users\hoge>set
ALLUSERSPROFILE=C:\ProgramData
AMDAPPSDKROOT=C:\Program Files (x86)\AMD APP\
・・・省略・・・
USERNAME=hoge
USERPROFILE=C:\Users\hoge
windir=C:\Windows
- $t
コマンドの連結には&を使いますが、コマンドマクロ(エイリアスの登録など)には使えません。
他にもパイプやリダイレクトも特殊な文字列を使います。今回は「$t」。
&で書いた場合、「doskeyコマンド、gruntコマンド」の順番に実行されます
詳細はこちら↓
http://www.adminweb.jp/command/command/index2.html
3.登録したエイリアスを確認する
C:\Users\hoge>doskey /macros upgrunt=cd C:\Users\hoge\Desktop\testApp $t grunt ls=dir
4.エイリアスをファイルに書き出す
リダイレクト(>)を使って先ほどの「doskey /macros」の表示内容を任意のファイルに書き出します。
これは次の5でプロンプト起動時にこのファイルを読み込むようにするためのものです。
C:\Users\hoge\Desktop\testApp>doskey /macros > c:\dos_settings\macros.txt
保存するファイルは作っておかなくても勝手に作ってくれますが、
フォルダは勝手に作ってくれないので作っておきましょう。
5.書き出しておいたエイリアスファイルを次回のプロンプト起動時に読み込むように設定する
最後に今書き出したファイルを使ったコマンドプロンプトを立ち上げるときに自動的に読まれるようにします。
コマンドプロンプトのプロパティを開きます。
スタートを表示してあれば良いですがない場合は↓で開きます
スタート > すべてのプログラム > アクセサリ > コマンドプロンプト
リンク先のランに既に入っている文字の後ろに下記を追加します
/K DOSKEY /MACROFILE=c:\dos_settings\macros.txt
※/Kの前にスペースを入れてもともと入っていた文字との間にスペースを入れます
で、適用、OKで終了。
ちなみに、/Kについてはこちら
/Kスイッチ→コマンドプロンプト起動時に実行するコマンドを指定
こちらを参考にしました
http://homepage1.nifty.com/jpower/wintips/contents.html