はじめに
以前にも書いたんですが、少しわかりにくかったので改めてメモ。
また少し抜けていた手順もあったためまっさらなところからはじめます。
mac用ですがlinuxでもほぼ同じ手順でいけるかと思います。
ながれ
補足
この記事はGitHub EnterpriseのURLを
https://github.hoge.jp/
として進めます。
Enterprise使ってない場合は通常通りhttps://github.com/
と読み替えて大丈夫です
1. gistコマンドいれる
インストール
macだと最初からgitコマンドはいってたりしますがgistコマンドは自分で入れます。
gemで入れるかHomeBrewで入れるかは使ってる環境に合わせて下さい。
gemの場合
# gem install gist
HomeBrewの場合
# brew install gist
確認
※ 入ったことを確認 # gist v4.3.0
パスを通す
/usr/local/bin/gist
へのパスが通ってなければ.bashrc
なり.profile
なりに書いてパスを通します
※ vi追記 # vi ~/.bashrc ---- vi追記 ---- export PATH=/usr/local/bin:$PATH --------------- ※ 反映 # source ~/.bashrc
2. gistコマンド使ってみる
おもむろに使ってみます。
# echo "hazimete no gist" | gist https://gist.github.com/ca8bd9df46994a48facb
https://gist.github.com/ca8bd9df46994a48facb
と表示されるのでアクセスすると
gistされてるのがわかるかと思います。
また画面内のEmbed URL
という箇所にURLが生成されてるので
そのまま貼付ければこんなふうにブログにも貼付けられます
Embed URLを貼った結果
gistコマンドはデフォルトではhttps://github.com/
に対して
anonymous(匿名)ユーザとして投稿してしまいます。
そのへんの設定を直すのが次からになります。
3. gistの投稿先URLを設定する(for GitHub Enterprise)
上述した通り、gistコマンドはデフォルトでhttps://github.com/
に投稿するので
Enterprise用に向き先URLを変えてやる必要があります。
GitHub Enterpriseを使っていない場合はこの操作はいりません。
今回はGitHub EnterpriseのURLをhttps://github.hoge.jp/
として進めます
※ gistコマンドが使う環境変数を設定 # export GITHUB_URL=https://github.hoge.jp/ ※ 念のため設定されてるか確認 # echo $GITHUB_URL https://github.hoge.jp/
4. gistの設定をする(ユーザ、トークン、ssh設定)
sshの設定
sshの設定については長いので以前書いた記事を貼っておきます。
下記記事内の4. sshの鍵の設定をする(linux、githubの両方で操作)
らへんを参考にしてください。
→githubに適当にリポジトリ作って開発環境としてみるメモ③-macにssh設定してgit cloneってみる
ユーザ設定
ユーザの設定は下記の2通りあります
- gist --loginコマンドでおこなう
- git configコマンドでおこなう
両方書きますがこの記事ではgist --login
をメインで扱います
gist --loginコマンドでおこなう
gist --login
をおもむろに打ちます。
URLやsshの設定がうまくいっていればSuccess
と表示されます。
# gist --login Obtaining OAuth2 access_token from github. GitHub username: hoge-hoge GitHub password: Success! https://github.hoge.jp/settings/applications
この時点で.gist
という設定ファイルがホームディレクトリに作成されてます。
Enterprise版の場合は.gist.httpsgithub.hoge.jp
みたいなファイル名になってるかと思います。
ファイルの中身にトークン文字列があるので確認してみてください。
# cd ~ # ls -al .gist* -rw------- 1 hoge hoge 40 11 18 16:01 .gist.httpsgithub.hoge.jp ※ 中身に書いてあるのがトークン文字列 ※ (今回のはてきとーな文字列書いてます) # cat .gist.httpsgithub.hoge.jp 1c77223a12b88774f3722e6b202b38fecc72f5e6
git configコマンドでおこなう
こちらは補足的に書きます。試してないです。
gist --login
と大きく違うのは、
gist --login
のほうはコマンド叩く際にトークン文字列が作成されます。
こちらのほうはgithub Webサイト上であらかじめトークン文字列を作成しておく必要があります。
トークンの作成はgithub Webサイト上で
Personal settings > Applications > Generate new token
から行います。
# git config --global github.user [ユーザ名] # git config --global github.token [トークン文字列]
つかってみる
おもむろに打ってみると今度は自分のアカウントでgistが作成されてるかと思います。
またEnterpriseの場合はちゃんとEnterprise用URLの自分用アカウントにgistられてるはずです。
# echo "after setting gist" | gist https://github.hoge.jp/gist/f84ab178c12ag8gf4e3a
github(enterprise)ページで見るとちゃんとgistが反映されてるかと思います。
まとめ
前記事の焼き直しみたいになっちゃいましたがまーこういうこともありますよね!