はじめに
以前、こんな記事も書きましたが、良く使うEPELリポジトリについてのメモです。
あじぇんだ
- EPELとは
- EPELリポジトリを入れて設定を変更する
1. EPELとは
EPEL は “Extra Packages for Enterprise Linux” の略。
EPELリポジトリとは、CentOS 標準のリポジトリでは提供されていないパッケージを
yumコマンドでインストールすることを可能にするリポジトリのことです。
[参考]
* CentOS に EPEL リポジトリを追加する
* 【メモ】EPELリポジトリをRed Hat Enterprise Linuxで使うには
2. EPELリポジトリを入れて設定を変更する
これだけです
$ sudo rpm -ivh http://ftp.riken.jp/Linux/fedora/epel/6/x86_64/epel-release-6-8.noarch.rpm
設定変更
EPELとは
で引用したように、EPELリポジトリは標準リポジトリではないので
デフォルトでは使わないように設定を変えます。
変更は簡単で、設定ファイル内のenabled=1
をenabled=0
に変えるだけです。
※ この状態で有効なリポジトリを確認 $ yum list all | grep '*' 読み込んだプラグイン:fastestmirror, security Loading mirror speeds from cached hostfile epel/metalink | 4.6 kB 00:00 * base: ftp.tsukuba.wide.ad.jp * epel: ftp.kddilabs.jp * extras: ftp.tsukuba.wide.ad.jp * updates: ftp.tsukuba.wide.ad.jp リポジトリー ID リポジトリー名 状態 base CentOS-6 - Base 6,518 epel Extra Packages for Enterprise Linux 6 - x86_64 11,465 extras CentOS-6 - Extras 37 updates CentOS-6 - Updates 1,108 repolist: 19,128 $ sudo vi /etc/yum.repos.d/epel.repo ---- vi編集 ---- ※ 1を0に変更 enabled=1 ↓ enabled=0 --------------- ※ 編集後に確認。epelが出なくなってればOK $ yum repolist 読み込んだプラグイン:fastestmirror, security Loading mirror speeds from cached hostfile * base: ftp.tsukuba.wide.ad.jp * extras: ftp.tsukuba.wide.ad.jp * updates: ftp.tsukuba.wide.ad.jp リポジトリー ID リポジトリー名 状態 base CentOS-6 - Base 6,518 extras CentOS-6 - Extras 37 updates CentOS-6 - Updates 1,108 repolist: 7,663
終わり
良く使うけど、なんの略かは初めて知りましたw